あなたのECサイト、データ見ていますか?まず無料で入れるべき2つのツール

2026年07月14日

「なんか売れないなあ」と思いながら、なんとなく毎日が過ぎていく。その「なんとなく」を、数字ではっきりさせてくれるのがデータです。

あなたは、自分のECサイトのデータ、ちゃんと見ていますか?

ECサイトを作ったはいいけれど、そのままにしている。「なんか売れないなあ」と思いながら、なんとなく毎日が過ぎていく——。こういう「作って終わり」の状態になっている事業者さん、実はすごく多いんです。

前回は「キレイなECサイトを作っても、それだけでは売れない」「作った後に、データを見て改善し続けることが大事」というお話をしました。この記事はその続きで、改善の大前提になる「データを見ること」について。そもそも見ているのか、そして「見られる状態」になっているのか、というところからお話しします。

「データなんて難しそう」と思った方こそ、参考になるはずです。

データを見ない=「勘」で運営しているのと同じ

まず、なぜデータを見ることが大事なのか。

ECサイトは作って終わりではなく、お客さんがどこでこぼれているかを見て直し続けるもの——とお伝えしましたが、そもそもデータを見ていなければ、どこでこぼれているのか、いつまで経っても分かりません。

これはお店でたとえると、穴の空いたバケツを直したいのに、どこに穴が空いているのかを見ていない、というのと同じです。場所が分からなければ、ふさぎようがありません。

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データを見ないままの運営は、言ってしまえば「勘」だけでお店を回している状態です。「なんとなく売れない」「なんとなく調子が悪い」。その「なんとなく」を数字ではっきりさせてくれるのがデータです。逆に言えば、データがないと、どんな改善も「当てずっぽう」になってしまいます。

まずは、お使いのECサイトの「分析画面」を見てみる

「データを見る」と言うと特別なツールが必要だと思われがちですが、そうではありません。お使いのECサイトには、たいてい分析画面が最初から用意されています。

Shopifyなら「ストア分析(Analytics)」、BASEやSTORESにもアクセス数や売上を確認できる画面があります。まずはそこを見るだけでも、かなりのことが分かります。特別な設定なしで、こんな数字が見られます。

セッション数:どれくらいの人がサイトに来ているか

コンバージョン率:来た人のうち、何%が買ってくれたか

カート追加から購入の流れ:どの段階で、どれくらい離脱しているか

どこから来たか:SNS・検索・広告など、流入のもと

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    特に見てほしいのが、この「段階ごとの落ち方」です。サイトに来てくれた人を100%とすると、商品をカートに入れてくれるのは、だいたい7%くらい。そこから購入手続きに進んで、実際に買い終えてくれる人は、さらにぐっと減っていきます。

    「カートに入れる」ところまで来た人でも、その後の購入手続きの途中で、かなりの人が離れてしまっている。つまり、せっかく「買おうかな」と思ってカートに入れてくれた人を、最後のところで取りこぼしていた、ということです。

    こういう「こぼれ」は、感覚では絶対に気づけません。管理画面の数字を見て初めて「ここで逃しているんだ」と分かります。だからまずは、ご自身が使っているサービスの分析画面を、一度じっくり見てみてください。

    でも、それだけだと「なぜ」までは分からない

    ただ、こうした「サイトに最初からある分析画面」だけだと限界もあります。ストア分析で分かるのは、主に「何が起きたか」という結果なんです。「ここでこれだけ離脱した」までは分かるけれど、「なぜ離脱したのか」「どの経路の人がこぼれているのか」までは見えづらい。

    そこを補ってくれるのが、この2つです。どちらも無料で、Shopify・BASE・STORESなど、どのECサイトでも使えます。

    1つ目はGA4(Googleアナリティクス)。 数字をもっと深く分析するためのものです。どこから来た人が買っているのか、どのページで離れているのか、購入までにどんな経路をたどっているのか。さらにスマホとパソコンといったデバイス別でも切り分けて見られます。Shopify標準よりぐっと細かく分析でき、「どこに問題がありそうか」のアタリをつけるのに役立ちます。

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    2つ目はMicrosoft Clarity。 こちらは「なぜそうなったのかを目で見る」ためのもの。数字ではなく、お客さんがページのどこに注目して、どこを触っているかを色で見られます。これを「ヒートマップ」と言います。色が集中しているところに興味が集まっていて、特に赤いところは強く興味を持たれている場所。「この写真はよく見られている」「この動画に興味が集まっている」が、専門知識がなくても一目で分かります。

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    さらにClarityでは、実際のお客さんの操作を1人ずつ「録画」で再生して見ることもできます。どこを見て、どこで止まって、どう動いたのかを、あとからじっくり確認できます。

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    実際のお客さんの操作を1人ずつ「録画」で再生して見ることが可能

    整理すると、役割分担はこうです。

    サイトの分析画面(Shopifyのストア分析など):まず「結果」に気づく(何が起きたか)

    GA4:その数字を深掘りする(どこで・どの経路で問題が起きているか)

    Clarity:その理由を目で見る(なぜ、そこで止まったのか)

      この3つがそろうと、「ここで離脱が多い(Shopify)」→「調べるとスマホの人ほど離脱していた(GA4)」→「録画を見たらボタンが押しにくそうだった(Clarity)」というふうに、原因まで一気にたどり着けます。

      まずは「見られる状態」にする

      ここまで聞くと「大変そう」と思うかもしれませんが、今日お伝えしたいのは、難しい分析のやり方ではありません。自分のサイトのデータを「見られる状態」にする、ということです。

      実はここで大事なことがあります。「見られる状態」にすらなっていない方が、本当に多いんです。

      「データを見ていますか?」とお聞きすると「見ていません」という方がたくさんいます。でもよく聞くと、「見ていない」のではなく「見られるようになっていない」、つまり計測の仕方が分からない、というケースがほとんどです。

      これは、家計簿をつけていないのに「なんだかお金が貯まらないなあ」と言っているのと同じ状態。記録していなければ、改善のしようがありません。

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      お使いのサイトの分析画面は、使っていれば自動で記録されていきますが、GA4とClarityは最初に「設置」をしないと数字が貯まり始めません。なので、まだの方はこの設置から始めるのがおすすめです。順番でいうと、こうなります。

      1.まずサイトの分析画面(Shopifyのストア分析など)を見て、どこでこぼれていそうかを把握する

      2.GA4とClarityを設置して、もっと深く見られる状態にする(今日やること)

      3.どこで・なぜこぼれているのかを確認して、一つずつ直していく

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        今日のゴールは、1と2が見られるようになること。まずは「見られるようにしておく」だけで、あなたのお店は「勘の運営」から一歩抜け出せます。作って終わりではなく、見て、育てる。その入り口が、今日の「見える状態にする」です。

        まとめ

        ・データを見ないECは、「勘」でお店を回しているのと同じ

        ・お使いのサイトの分析画面だけでも、セッションやカート離脱はかなり見える

        ・でも「なぜ」までは分からない。そこをGA4(数字の深掘り)とClarity(行動を見る)で補う

        ・そもそも「見られる状態」になっていない人がとても多い。GA4・Clarityは設置が必要

        ・今日のゴールは「見える状態にする」こと。分析や改善は、そのあと

          「なんか売れないなあ」を「ここが原因だ」に変える。その第一歩が、データを見える状態にすることです。

          もっと詳しく知りたい方へ

          EC販売で成果を出すための情報を、YouTube「あやかのShopify予備校」で発信しています。Shopifyでのサイト構築、SNS動画での集客、AIの活用など、実際に売ってきた事業者の目線でお話ししています。

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          https://www.youtube.com/@ayaka_shopify_school

          「うちのサイト、ちゃんと売れる状態かな?」という無料相談を受け付けています。これから集客を頑張りたい方も、すでにお客さんは来ているのに売れない方も、今のお店の状況に合わせて一緒に考えます。下記ページからお気軽にお問合せください。

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